9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
「つまりセシリア様の今回の発熱は、時空魔法の使い過ぎによる魔力熱かと思われます。魔法班によると九回も魔法を使っているわけだから、当然のことです」
「あと一回使えば、死が待っているということか」
デズモンドは愕然とした。
彼女が目の前から掻き消えてしまうなど、想像しただけで生きた心地がしなくなる。
デズモンドとベンジャミンの切羽詰まった空気を感じ取ったのか、ジゼルもやきもちを焼くのをやめて、真剣な面持ちになった。
「ええ。魔力熱なら、魔法研究所が生成している薬ですぐに下げることができるわ。でも、これからが問題よ。彼女にもう二度と時空魔法を使わせないようにしないと」
ジゼルの声に、ベンジャミンも大きく頷いた。
「その通りだ。ジゼル、すぐに薬を頼めるか?」
「あと一回使えば、死が待っているということか」
デズモンドは愕然とした。
彼女が目の前から掻き消えてしまうなど、想像しただけで生きた心地がしなくなる。
デズモンドとベンジャミンの切羽詰まった空気を感じ取ったのか、ジゼルもやきもちを焼くのをやめて、真剣な面持ちになった。
「ええ。魔力熱なら、魔法研究所が生成している薬ですぐに下げることができるわ。でも、これからが問題よ。彼女にもう二度と時空魔法を使わせないようにしないと」
ジゼルの声に、ベンジャミンも大きく頷いた。
「その通りだ。ジゼル、すぐに薬を頼めるか?」