エリート官僚は政略妻に淫らな純愛を隠せない~離婚予定でしたが、今日から夫婦をはじめます~
直接肌を合わせお互いの熱を感じ合い、もうかなりの時間が過ぎている。

一哉は澄夏の体を十分溶かしてから入ってきたので、それだけで澄夏は気が遠くなるような快感に襲われたのだけれど、それは始まりに過ぎなかった。

お互い一度果てた後も、彼は澄夏の中から出ていかないまま情熱的に責め立ててくるのだ。

乱暴ではないけれど、的確に弱いところを責める律動に、澄夏はついにすすり泣いた。

「あ……もう、無理……」

息も絶え絶えに訴える澄夏を一哉は抱きしめる。

「嫌なのか?」

耳元にぞくりとするような色気の溢れる声で囁かれ、びくりと体が震えた。

澄夏は必死に首を振る。

「違うけど、でももう駄目」

少し休ませて欲しい。そうでないと本当にどうかしてしまいそうだ。

彼がこんなに貪欲で激しいなんて知らなかった。

一哉がゆるゆると動いていた腰を止める。

ほっとひと息つく澄夏に、一哉がそっと触れるだけのキスをした。

「ごめん。澄夏が愛しくて止まらなかった」

「……私だって一哉さんが好きだけど」

「澄夏、そんな風に言われたら、離せなくなる」

「えっ……それは駄目」
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