エリート官僚は政略妻に淫らな純愛を隠せない~離婚予定でしたが、今日から夫婦をはじめます~
一哉の口から真咲が好きだと言われるのが怖いのだ。
「澄夏?」
「あ……大丈夫、怒ってないから」
はっきり告げると、一哉はほっとしたように表情を和らげた。
「よかった。昨夜はいつになく忙しくてようやく抜け出して澄夏に連絡をしようとしたら、充電切れ。次抜け出せたのは夜中で連絡するには遅すぎた。メッセージを送ったつもりでいたら送信エラー」
「そうだったの」
「今朝になっても澄夏からの着信が無かったから、これは相当怒っているなと思ってた」
「え?」
澄夏は目を丸くした。
「どうした?」
「いえ、私、電話したけど……」
澄夏の言葉で、一哉も驚きの表情になった。
「え? 着信は無かったはずだ」
一哉はリビングのソファーに放置してあったスマートフォンを取りに行き、画面をタップした。恐らく送受信履歴を確認しているのだろう。
「やっぱりないな」
一哉は画面を澄夏にも見せてくれた。確かに見当たらない。
(どうして……あ、私の発信履歴を見てみたら……)
部屋着のポケットに入れておいたスマートフォンを取り一哉にも見て貰おうとしたちょうどそのとき、彼のスマートフォンが着信の音を鳴らした。
「澄夏?」
「あ……大丈夫、怒ってないから」
はっきり告げると、一哉はほっとしたように表情を和らげた。
「よかった。昨夜はいつになく忙しくてようやく抜け出して澄夏に連絡をしようとしたら、充電切れ。次抜け出せたのは夜中で連絡するには遅すぎた。メッセージを送ったつもりでいたら送信エラー」
「そうだったの」
「今朝になっても澄夏からの着信が無かったから、これは相当怒っているなと思ってた」
「え?」
澄夏は目を丸くした。
「どうした?」
「いえ、私、電話したけど……」
澄夏の言葉で、一哉も驚きの表情になった。
「え? 着信は無かったはずだ」
一哉はリビングのソファーに放置してあったスマートフォンを取りに行き、画面をタップした。恐らく送受信履歴を確認しているのだろう。
「やっぱりないな」
一哉は画面を澄夏にも見せてくれた。確かに見当たらない。
(どうして……あ、私の発信履歴を見てみたら……)
部屋着のポケットに入れておいたスマートフォンを取り一哉にも見て貰おうとしたちょうどそのとき、彼のスマートフォンが着信の音を鳴らした。