秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
ジジというのはお祖父ちゃんの相棒で、賢くて優しい気質の銀色のドラゴンだ。この世界のドラゴンは、大きな翼を有した「ザ・西洋ドラゴン」な見た目で、金、銀、銅いずれかの色の鱗を持つ。その体色で知能の高さが決まり、ジジは極希少な金色ドラゴンに次いで優秀な銀色ドラゴンだった。とはいえ、お祖父ちゃんが年ならば、その相棒だっていい年なのだ。
この世界のドラゴンの寿命は、だいたい人間と同じくらい。お祖父ちゃんが初等学校時代に飼い始めた時、ジジはもう成体になっていたそうだから、大凡お祖父ちゃんにプラス十歳……うん、結構なお年寄りだ!
「だが、その荷物では大変だろうに」
鍼灸道具一式が入った鞄はそれなりに嵩張るが、さほど重い物ではない。
「これくらいなら全然平気よ。……あ! 私、そろそろ行かなくちゃ。お祖父ちゃんはゆっくり支度してね。それじゃ、いってきます!」
「気をつけてな」
言うが早いか、私は鞄を手に部屋を飛び出した。
「あら、メイサ。出かけるのね」
この世界のドラゴンの寿命は、だいたい人間と同じくらい。お祖父ちゃんが初等学校時代に飼い始めた時、ジジはもう成体になっていたそうだから、大凡お祖父ちゃんにプラス十歳……うん、結構なお年寄りだ!
「だが、その荷物では大変だろうに」
鍼灸道具一式が入った鞄はそれなりに嵩張るが、さほど重い物ではない。
「これくらいなら全然平気よ。……あ! 私、そろそろ行かなくちゃ。お祖父ちゃんはゆっくり支度してね。それじゃ、いってきます!」
「気をつけてな」
言うが早いか、私は鞄を手に部屋を飛び出した。
「あら、メイサ。出かけるのね」