魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
「どうだ、ノイン。リネットの作ったポーションは。傷が必要なら、適当に腕でも斬るか?」

「ちょっ、怖いこと言わないで」

 アベルを止めるけれど、楽しそうに笑っている。

 ……冗談であってほしい。

「使わなくても、見ればこれがどの程度の階級(ランク)のポーションかわかる」

 ノインは私たちを見ず、ポーションに目を向けたまま言った。

「正直、見るまでは信じられなかったよ。アベルの言う通り、エリクサーと呼んでも問題ない最高位のポーションだ。腕の一本や二本くらいなら生やせるんじゃないか?」

「えっ、そんなにすごいの?」

「すごいなんてものじゃない。存在するはずがないレベルのものだ」

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