魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
「そうしてやるよ。適当な馬鹿に預けるくらいなら、僕が面倒を見る。聞きたいこともあるしな」

 なんだか不穏さを感じてぎくりとする。

 聞きたいことって、なんだろう。変なことじゃなければいいけど。

「おまえの部屋は四階の物置きだ。適当に片付けて使うといい」

「うん、ありがとう」

「僕の部屋は最上階の五階だ。勝手に入ってくるなよ。叩き出すからな」

「わかった。ほかの階には入ってもいいの?」

「見て回るのは構わない。錬成したくなったら僕に言え。ここにある素材なら好きにしていい」

 この塔にある素材を好きに扱ってもいい!

< 142 / 466 >

この作品をシェア

pagetop