魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
 でも、魔物が現れたという報告をした私がうろたえて、村人たちを必要以上に怖がらせるわけにはいかなかった。

 アベルは大陸最強だし、双子の騎士も並の剣士じゃない。だから、大丈夫。

 村人たちを安心させる言葉は、私自身に言い聞かせる。

 戦える村人が武器を持って外へ向かった。

 非戦闘員や年寄り、子供たちはかねてから避難所として造られた地下室に逃げている。

 私はどっちにつけばいいんだろう? みんなほどは戦えないから、地下室に避難していたほうがいい?

 そう考えてから、カバンに入っているものを思い出す。

 中にあるのは回復薬や補助薬ばかりじゃない。

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