天敵御曹司は政略妻を滾る本能で愛し貫く
「はい。住む場所に困って野宿になっても、ついていきます」
「はは、それはないかな。残念ながら俺はバース性関係なく優秀だからね」
笑って流され、ドサッと布団に押し倒されてしまった。
今、さらっとものすごい発言をしていたきがするけれど、彼が言うと説得力がありすぎて何も否定できない。
お互い寝間着の浴衣に着替えたばかりだったけれど、優弦さんがそっと帯に手をかける。
片手で簡単にするすると脱がされてしまい、恥ずかしさで思わず身をよじると、優しく制されてしまった。
「優弦さん、私……、もっと深いところで、確かなもので、優弦さんと繋がりたいです」
「え……?」
「優弦さんと……番になりたいです」
もう既に、気持ちは固まっていた。
真っ直ぐ見つめながらそう宣言すると、優弦さんは驚いたように数回瞬きをしてから停止してしまった。
私の気持ちが固まるまで何十年だって待つと優弦さんは言ってくれていたけれど、私の気持ちはもう変わらないから……。だから今すぐにでも、優弦さんの番になりたい。
「世莉……、気持ちは嬉しいけど、一度結んだら解消はできないんだよ」
「分かっています。むしろ、だからこそ、結びたいんです」
「え……」
「一生優弦さんのそばにいると、言いましたよね」
ふっと目を細めてそう告げると、優弦さんは一瞬瞳を大きく揺らした。
大丈夫。絶望を知った私達だから辿り着ける場所が、きっとあるはずだから。
自分の気持ちを直接流し込むように、私はそっと彼の首に腕を回して唇にキスをした。
「世莉には……驚かされてばっかりだ」
「全部計算通りじゃ、人生つまらないですよ」
「……そうだね」
流し目で微笑みながら、優弦さんがすっと私の首にかかっていた髪の毛を除けた。
そうだった。番になるにはうなじを噛んでもらうんだった。
どんな風にしていたらいいのか分からないまま、私はうつぶせの体勢になり、優弦さんにうなじを向ける。
今彼がどんな顔をしているのか分からないから、余計にドキドキしてしまう。
「……世莉の全部を、俺のものにしていい?」
後ろから色気たっぷりな声で囁かれ、ビリビリッと体中に刺激が走る。
「はい。でもそしたら、優弦さんも、私のものですからね」
「……もちろん。俺の全部をあげるよ」
「あっ……」
優弦さんの吐息が、少しだけ首に触れた。
「はは、それはないかな。残念ながら俺はバース性関係なく優秀だからね」
笑って流され、ドサッと布団に押し倒されてしまった。
今、さらっとものすごい発言をしていたきがするけれど、彼が言うと説得力がありすぎて何も否定できない。
お互い寝間着の浴衣に着替えたばかりだったけれど、優弦さんがそっと帯に手をかける。
片手で簡単にするすると脱がされてしまい、恥ずかしさで思わず身をよじると、優しく制されてしまった。
「優弦さん、私……、もっと深いところで、確かなもので、優弦さんと繋がりたいです」
「え……?」
「優弦さんと……番になりたいです」
もう既に、気持ちは固まっていた。
真っ直ぐ見つめながらそう宣言すると、優弦さんは驚いたように数回瞬きをしてから停止してしまった。
私の気持ちが固まるまで何十年だって待つと優弦さんは言ってくれていたけれど、私の気持ちはもう変わらないから……。だから今すぐにでも、優弦さんの番になりたい。
「世莉……、気持ちは嬉しいけど、一度結んだら解消はできないんだよ」
「分かっています。むしろ、だからこそ、結びたいんです」
「え……」
「一生優弦さんのそばにいると、言いましたよね」
ふっと目を細めてそう告げると、優弦さんは一瞬瞳を大きく揺らした。
大丈夫。絶望を知った私達だから辿り着ける場所が、きっとあるはずだから。
自分の気持ちを直接流し込むように、私はそっと彼の首に腕を回して唇にキスをした。
「世莉には……驚かされてばっかりだ」
「全部計算通りじゃ、人生つまらないですよ」
「……そうだね」
流し目で微笑みながら、優弦さんがすっと私の首にかかっていた髪の毛を除けた。
そうだった。番になるにはうなじを噛んでもらうんだった。
どんな風にしていたらいいのか分からないまま、私はうつぶせの体勢になり、優弦さんにうなじを向ける。
今彼がどんな顔をしているのか分からないから、余計にドキドキしてしまう。
「……世莉の全部を、俺のものにしていい?」
後ろから色気たっぷりな声で囁かれ、ビリビリッと体中に刺激が走る。
「はい。でもそしたら、優弦さんも、私のものですからね」
「……もちろん。俺の全部をあげるよ」
「あっ……」
優弦さんの吐息が、少しだけ首に触れた。