もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
「恋人って素敵ですね。もっと早く求婚にお応えすればよかったです。お待たせしてしまってすみません」
「誰かを好きだと言えるまで、貴女の心が満たされたのがうれしい。その相手が私で光栄だ」
少し悩んだ様子を見せてから、グランツはシエルの隣に座った。
「出会ったばかりは、あんなに表情も乏しく、私を怖がっていたのにな。諦めずに気持ちを伝え続けて本当によかった。ただ……今か」
「……すみません。そんな場合ではなかったですね」
ふわふわしていた気持ちを引っ込め、シエルは真面目に謝罪する。
「殿下のお話は本当なのですよね。グランツ様が今も疑われた状態にある、と」
「誰かを好きだと言えるまで、貴女の心が満たされたのがうれしい。その相手が私で光栄だ」
少し悩んだ様子を見せてから、グランツはシエルの隣に座った。
「出会ったばかりは、あんなに表情も乏しく、私を怖がっていたのにな。諦めずに気持ちを伝え続けて本当によかった。ただ……今か」
「……すみません。そんな場合ではなかったですね」
ふわふわしていた気持ちを引っ込め、シエルは真面目に謝罪する。
「殿下のお話は本当なのですよね。グランツ様が今も疑われた状態にある、と」