もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
すっかり晴れて青空が広がっているが、地面はぬかるんで、ところどころに水たまりができている。
去ろうとしたグランツの背中に、シエルが駆け寄った。
「待ってください」
思わずグランツの服の裾を引っ張ってしまい、ぎょっとした彼と目が合う。
「また来てくださいますか」
グランツの反応を見て、シエルはためらいがちに手を離した。
いじらしい仕草に胸が疼くのを感じながら、グランツはふっと微笑する。
「次はもっと楽しい話を用意しよう。それから、貴女が好みそうな菓子も」
「私、甘いものが好きみたいです。でも甘くなくてもいいです」
去ろうとしたグランツの背中に、シエルが駆け寄った。
「待ってください」
思わずグランツの服の裾を引っ張ってしまい、ぎょっとした彼と目が合う。
「また来てくださいますか」
グランツの反応を見て、シエルはためらいがちに手を離した。
いじらしい仕草に胸が疼くのを感じながら、グランツはふっと微笑する。
「次はもっと楽しい話を用意しよう。それから、貴女が好みそうな菓子も」
「私、甘いものが好きみたいです。でも甘くなくてもいいです」