もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
王族の私室がある最上階には、選ばれた者しか入ることができない。当然ながら、守りを固める兵の数もほかとは異なっていた。
やがてグランツは金で装飾された扉の前に立った。
そして、横に控えた護衛騎士に話しかける。
「殿下はおいでか?」
「はい、ノイフェルト卿をお待ちです」
「それはしまったな。もう少し早く来るべきだった。いつもは殿下が私を待たせるものだから、つい」
護衛騎士がふと声を漏らして笑い、グランツも微笑する。
こんなやり取りも慣れたもので、護衛騎士はすぐに部屋の主にグランツの来訪を告げた。
「アルド殿下、ノイフェルト卿が──」
「ああ、聞こえている」
やがてグランツは金で装飾された扉の前に立った。
そして、横に控えた護衛騎士に話しかける。
「殿下はおいでか?」
「はい、ノイフェルト卿をお待ちです」
「それはしまったな。もう少し早く来るべきだった。いつもは殿下が私を待たせるものだから、つい」
護衛騎士がふと声を漏らして笑い、グランツも微笑する。
こんなやり取りも慣れたもので、護衛騎士はすぐに部屋の主にグランツの来訪を告げた。
「アルド殿下、ノイフェルト卿が──」
「ああ、聞こえている」