記憶喪失のお姫様は冒険者になりました

📖番外編2 天使の孫📖


オルディオンside

わしはオルディオン・ウル・キャベン。
この国の元国王。
今は国王を引退し、息子のアルバンが国王としてこの国をまとめている。
そのアルバンの妻はミルチー。
勉学の才能がありアルバンとの結婚を認めた。
そしてその2人から生まれたのがバンルーとシュティーナ。
バンルーは2人にとても可愛がられておったがシュティーナはそうではなかった。
わしはシュティーナがとても可愛く、愛らしい天使のように見えたからなぜ可愛がらないのか理解できなかった。
そしてシュティーナは勉学に剣術、そして魔法の才能があった。
魔法に関しては全属性魔法を使えたのでそれはそれは驚いた。
でもそんなすごい力を持っても私はまだまだだと言っていた。
それはきっとあの2人とシュティーナ兄・バンルーのせいじゃろ。
あやつらが何かしら言うておるのだろうな。
だからわしはめいっぱいシュティーナを可愛がった。
欲しいものはなんでもあげた。
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