【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
他国がストレーム国で魔導具を売るには二つの方法がある。一つは、このストレーム国の商会と取引をして、魔導具を置いてもらうこと。この場合、商会に仲介手数料を支払う必要があるが、面倒くさい手続きなどはこのストレーム国の商会が行ってくれることが利点だ。
もう一つの方法は、ストレーム国に店を構えること。この場合、手続きは店を構える側が行う必要があるが、大量に魔導具を売る場合はこの方法の方が儲けは出る。そしてラベルゴ商会は後者の手続きを取っていた。つまり、このストレーム国には、ラベルゴ商会の魔導具を専門的に扱う店がある、ということ。
「とりあえず、私の方はこの魔導具を修理不可で客に返すけど。壊れた原因が、魔導具の設計不良にあることを伝えた方がいいかしら?」
「そうだな、できれば他の魔導具を使ってもらいたいが。これを買った客は納得しないだろうな」
「てことは、修理はラベルゴ商会に依頼するように、って一言つけくえておくわ」
ハイケの言葉に「ああ」と返事をしたラーシュだが、それはどことなく悔しそうに見えた。
「ラーシュさん。どうかされました?」
彼の調子がいつもと違うことに、カリーネは気付いた。だが、ラーシュは「何でもない」と答える。
カリーネはそんなラーシュのことが気になっていた。
もう一つの方法は、ストレーム国に店を構えること。この場合、手続きは店を構える側が行う必要があるが、大量に魔導具を売る場合はこの方法の方が儲けは出る。そしてラベルゴ商会は後者の手続きを取っていた。つまり、このストレーム国には、ラベルゴ商会の魔導具を専門的に扱う店がある、ということ。
「とりあえず、私の方はこの魔導具を修理不可で客に返すけど。壊れた原因が、魔導具の設計不良にあることを伝えた方がいいかしら?」
「そうだな、できれば他の魔導具を使ってもらいたいが。これを買った客は納得しないだろうな」
「てことは、修理はラベルゴ商会に依頼するように、って一言つけくえておくわ」
ハイケの言葉に「ああ」と返事をしたラーシュだが、それはどことなく悔しそうに見えた。
「ラーシュさん。どうかされました?」
彼の調子がいつもと違うことに、カリーネは気付いた。だが、ラーシュは「何でもない」と答える。
カリーネはそんなラーシュのことが気になっていた。