【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
その彼の言葉で、思わず飲んでいた紅茶を吹き出しそうになってしまった。慌ててカップをテーブルの上に戻すと、じとっとラーシュを睨みつける。だけど、カリーネを見つめるラーシュの目は優しい。
「ラーシュさん。頭、沸いてます?」
「多分ね。君と一緒にいるから、かな」
むむ、とカリーネは唇を尖らせるしかない。何を言っても、沸いている頭の彼には通用しない、と。
「どうしたんですか? 急に。そんなことを言い出して」
「うん、どうしたんだろうな。自分でもよくわからないんだ。だけど、カリーネのことが気になるんだよな」
このようなことを今まで言われたことのないカリーネは、どう対処したらいいかがわからなかった。とりあえず、いつもラーシュがやっているように、お菓子をつまんで彼の口の前に差し出した。一瞬、驚いたようにカリーネを見た彼だが、ぱくっとその菓子を口に咥えた。それを見送ったカリーネは、満足そうに笑ってから、もう一度お茶を飲んだ。
「ラーシュさん。頭、沸いてます?」
「多分ね。君と一緒にいるから、かな」
むむ、とカリーネは唇を尖らせるしかない。何を言っても、沸いている頭の彼には通用しない、と。
「どうしたんですか? 急に。そんなことを言い出して」
「うん、どうしたんだろうな。自分でもよくわからないんだ。だけど、カリーネのことが気になるんだよな」
このようなことを今まで言われたことのないカリーネは、どう対処したらいいかがわからなかった。とりあえず、いつもラーシュがやっているように、お菓子をつまんで彼の口の前に差し出した。一瞬、驚いたようにカリーネを見た彼だが、ぱくっとその菓子を口に咥えた。それを見送ったカリーネは、満足そうに笑ってから、もう一度お茶を飲んだ。