【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
休憩を終えた後は、先ほどラーシュから指摘された内容を修正する。彼から言われた通り、カリーネはこのような資料を作るのと得意とはしない。作ったことが無いからだ。だが、やりたいことを認めさせて実現させるには必要な資料なのだから、苦手だと言って逃げるわけにはいかない。
「終わったぁ」
とカリーネが両手をあげて大きく伸びをした頃には、ラーシュが背にしている窓の向こうはオレンジ色に染まっていた。
「どれ、見せてみろ」
ラーシュは机の方で何やら書き物をしていたようだ。彼は彼で、やるべきことがあるらしい。すっと立ち上がると、またカリーネの隣に座ってくる。のだが、距離が近い。
「ラーシュさん。もう少し離れてください。近すぎです」
「近づかないと見えないだろう?」
「だったら、お一人でどうぞ」
カリーネは書き終えた資料をラーシュに突き付けると、お尻を少しだけ浮かせて横にずれた。
「つれないなぁ」
呟いたラーシュは、カリーネから資料を受け取った。
「終わったぁ」
とカリーネが両手をあげて大きく伸びをした頃には、ラーシュが背にしている窓の向こうはオレンジ色に染まっていた。
「どれ、見せてみろ」
ラーシュは机の方で何やら書き物をしていたようだ。彼は彼で、やるべきことがあるらしい。すっと立ち上がると、またカリーネの隣に座ってくる。のだが、距離が近い。
「ラーシュさん。もう少し離れてください。近すぎです」
「近づかないと見えないだろう?」
「だったら、お一人でどうぞ」
カリーネは書き終えた資料をラーシュに突き付けると、お尻を少しだけ浮かせて横にずれた。
「つれないなぁ」
呟いたラーシュは、カリーネから資料を受け取った。