【コミカライズ】【電子書籍化】婚約破棄された伯爵令嬢ですが隣国で魔導具鑑定士としてみんなから愛されています~ただし一人だけ溺愛してくる~
「今日は遅いから、細かい修正は明日にしよう。送っていく」
その資料を机の中に仕舞い込んだラーシュは上着を羽織る。この時間は、風が吹けば少しだけ肌寒い。
カリーネもテーブルの上に広げていた資料やペン類をリュックの中に詰め込む。最後の仕上げだからといって、いつもより遅くまでここに残ってしまっていたのは事実。あまり遅くなると、ハイケもリンも心配することだろう。
「忘れ物はないな?」
まるで子供に言うかのような口調で、彼はその言葉を口にする。
「大丈夫です。子供じゃありませんから」
「まあ、忘れたとしても、またここに来ればいいだけの話だしな。どうせ、毎日来てるんだし」
そう。なんだかんだ言いながら、学校の授業が終わった後は、ラーシュと共に昼食を取り、そのままこの研究室へ足を運ぶ、というのがカリーネにとっては日課となっていたのだ。あれほど、ラーシュの研究室に用はない、と最初の頃に口にしていたにも関わらず。
その資料を机の中に仕舞い込んだラーシュは上着を羽織る。この時間は、風が吹けば少しだけ肌寒い。
カリーネもテーブルの上に広げていた資料やペン類をリュックの中に詰め込む。最後の仕上げだからといって、いつもより遅くまでここに残ってしまっていたのは事実。あまり遅くなると、ハイケもリンも心配することだろう。
「忘れ物はないな?」
まるで子供に言うかのような口調で、彼はその言葉を口にする。
「大丈夫です。子供じゃありませんから」
「まあ、忘れたとしても、またここに来ればいいだけの話だしな。どうせ、毎日来てるんだし」
そう。なんだかんだ言いながら、学校の授業が終わった後は、ラーシュと共に昼食を取り、そのままこの研究室へ足を運ぶ、というのがカリーネにとっては日課となっていたのだ。あれほど、ラーシュの研究室に用はない、と最初の頃に口にしていたにも関わらず。