婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
マルクルスの件からまだ少ししか経っていない。
他の令息と仲良さげにパートナーを作って出席するのも微妙。
全面的にマルクルスが悪い事は周知の事実ではあるが、やはりパートナーが居ないと訳あり令嬢の印象を残してしまう為、それも微妙。
(……うーん、でも今回は一人でいっか)
特に気にする事もなく、今回はドレスをどうしようかと悩んでいると扉の隙間からジリジリと感じる視線。
「ルビーお姉様……そこで一体何してるの?」
「あ、あのね、ジュリエット……!聞きたいことがあるんだけど、今回のパーティーは誰と参加する予定なの?」
「誰と?まだ婚約を解消したばかりですし、今回は一人で参加しようかと思ってますけど……」
「一人でッ!?」
「えぇ、やっぱり良くないかしら?」
「い、いいえ、そんな事ないと思うわ!わたくしも一人で参加しようと思っていたし……」
ホッと胸を撫で下ろしながらパーティーに「一人で参加する」と言ったルビーを見て首を傾げていた。
「お姉様は……ベルジェ殿下と参加しないのですか?」
「……ベルジェ殿下?」
「はい、お父様とお母様に聞きましたわ。二人の仲は順調だと」
「…………えっと、それは」
「ドレスはいつ買いに行くのですか?」
「それは違うの……!誤解なのよ、ジュリエット!」
他の令息と仲良さげにパートナーを作って出席するのも微妙。
全面的にマルクルスが悪い事は周知の事実ではあるが、やはりパートナーが居ないと訳あり令嬢の印象を残してしまう為、それも微妙。
(……うーん、でも今回は一人でいっか)
特に気にする事もなく、今回はドレスをどうしようかと悩んでいると扉の隙間からジリジリと感じる視線。
「ルビーお姉様……そこで一体何してるの?」
「あ、あのね、ジュリエット……!聞きたいことがあるんだけど、今回のパーティーは誰と参加する予定なの?」
「誰と?まだ婚約を解消したばかりですし、今回は一人で参加しようかと思ってますけど……」
「一人でッ!?」
「えぇ、やっぱり良くないかしら?」
「い、いいえ、そんな事ないと思うわ!わたくしも一人で参加しようと思っていたし……」
ホッと胸を撫で下ろしながらパーティーに「一人で参加する」と言ったルビーを見て首を傾げていた。
「お姉様は……ベルジェ殿下と参加しないのですか?」
「……ベルジェ殿下?」
「はい、お父様とお母様に聞きましたわ。二人の仲は順調だと」
「…………えっと、それは」
「ドレスはいつ買いに行くのですか?」
「それは違うの……!誤解なのよ、ジュリエット!」