婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
「そうなんですね……なら」
「…………?」
「私が好きというのは、ベルジェ殿下の本当の気持ちですか?」
その言葉にベルジェはカッと目を見開いてからガバリと起き上がった後に、ソファの端に身を寄せる。
彼を逃さないように体を寄せてグッと顔を近付ければ形勢逆転。
ソファの上で一生懸命に後退しようとしている様子を見るに、少しずつ酔いは覚めてきたようだ。
だんだんといつもの反応に戻っていく。
「ーーージュ、ジュリエット嬢!?!?」
「ベルジェ殿下、ちゃんと答えてください」
「わっ……ッ、ひ!?」
「どう思っているのか、本当の気持ちを話してください!」
「~~~っ、ほ、本当は何度も言おうとしたんだッ!!でも君を前にするといつもの自分ではいられなくて……っ、俺はジュリエット嬢のタイプでもないし、ルビー嬢を利用してジュリエット嬢に近付こうとした最低な男だ……!それに今日だって上手く君をエスコートするどころか、こんなにも迷惑を掛けてしまった!こんな俺が、君を好きで良いのだろうかと何度も何度も自問自答していた。けれど公務に集中出来ないほど君の事を考えてしまって……っ!今までこんな事は一度もっ」
早口で語っていたベルジェは突然我に返ったのか、慌てた様子で立ち上がり乱れた服を押さえた。
額を押さえるその手は微かに震え、真っ赤だった顔は更に真っ赤になっている。
ベルジェの事だ。先程の出来事を思い出しているのだろう。
「…………す、すまない。パーティーの日に俺はこんな……!!すっかり、酔いも醒めた」
「…………?」
「私が好きというのは、ベルジェ殿下の本当の気持ちですか?」
その言葉にベルジェはカッと目を見開いてからガバリと起き上がった後に、ソファの端に身を寄せる。
彼を逃さないように体を寄せてグッと顔を近付ければ形勢逆転。
ソファの上で一生懸命に後退しようとしている様子を見るに、少しずつ酔いは覚めてきたようだ。
だんだんといつもの反応に戻っていく。
「ーーージュ、ジュリエット嬢!?!?」
「ベルジェ殿下、ちゃんと答えてください」
「わっ……ッ、ひ!?」
「どう思っているのか、本当の気持ちを話してください!」
「~~~っ、ほ、本当は何度も言おうとしたんだッ!!でも君を前にするといつもの自分ではいられなくて……っ、俺はジュリエット嬢のタイプでもないし、ルビー嬢を利用してジュリエット嬢に近付こうとした最低な男だ……!それに今日だって上手く君をエスコートするどころか、こんなにも迷惑を掛けてしまった!こんな俺が、君を好きで良いのだろうかと何度も何度も自問自答していた。けれど公務に集中出来ないほど君の事を考えてしまって……っ!今までこんな事は一度もっ」
早口で語っていたベルジェは突然我に返ったのか、慌てた様子で立ち上がり乱れた服を押さえた。
額を押さえるその手は微かに震え、真っ赤だった顔は更に真っ赤になっている。
ベルジェの事だ。先程の出来事を思い出しているのだろう。
「…………す、すまない。パーティーの日に俺はこんな……!!すっかり、酔いも醒めた」