婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
そう言うとグッと唇を噛んだベルジェがフラリフラリと馬車を降りる。
そしてエスコートを受けて、馬車から降りた。
「…………」
「…………」
二人共、何も話すことはなかった。
『全て忘れてくれ』その言葉を思い出す度にチクチクと胸が痛んだ。
会場に着くとモイセスとルビー、リロイとキャロラインと直ぐに合流した。
「少し待っていてくれ」と言ったベルジェはモイセスと共に国王の元へと向かった。
考え込んでいるとルビーとキャロラインが心配そうに問いかける。
「ジュリエット、大丈夫だった……?」
「お兄様が迷惑を掛けてごめんなさい」
そんな二人の言葉に答えるように顔を上げた。
「あのね……ベルジェ殿下に『好きだ』って言われたの」
「まぁ……!」
「……本当に!?」
ルビーは口元を押さえて、キャロラインは手を合わせて嬉しそうにしている。
後ろにいるリロイも「へぇ……!」と声を上げた。
しかし、次の言葉で三人は黙ることとなる。
「でもその後に『全て忘れてくれ』って……」
「「「……!?」」」
「…………」
「あー……もう。はぁ……」
「……ジュリエット」
「お兄様ってば……もう絶対に絶対に許せませんわッ!」
そしてエスコートを受けて、馬車から降りた。
「…………」
「…………」
二人共、何も話すことはなかった。
『全て忘れてくれ』その言葉を思い出す度にチクチクと胸が痛んだ。
会場に着くとモイセスとルビー、リロイとキャロラインと直ぐに合流した。
「少し待っていてくれ」と言ったベルジェはモイセスと共に国王の元へと向かった。
考え込んでいるとルビーとキャロラインが心配そうに問いかける。
「ジュリエット、大丈夫だった……?」
「お兄様が迷惑を掛けてごめんなさい」
そんな二人の言葉に答えるように顔を上げた。
「あのね……ベルジェ殿下に『好きだ』って言われたの」
「まぁ……!」
「……本当に!?」
ルビーは口元を押さえて、キャロラインは手を合わせて嬉しそうにしている。
後ろにいるリロイも「へぇ……!」と声を上げた。
しかし、次の言葉で三人は黙ることとなる。
「でもその後に『全て忘れてくれ』って……」
「「「……!?」」」
「…………」
「あー……もう。はぁ……」
「……ジュリエット」
「お兄様ってば……もう絶対に絶対に許せませんわッ!」