婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
(ルビー嬢に今、ジュリエット嬢の心境を聞き出すのはどうだろうか。今ならまだ間に合うかもしれない……!)
何故ルビーではなく直接ジュリエットにコンタクトを取ろうとしなかったのか……この時は全く疑問に思わなかった。
恐らくジュリエットと話す事に緊張して、上手く振る舞えない事が分かっていたからかもしれない。
カイネラ子爵に手紙を出そうと決めた事で、なんとか気分が持ち直した。
しかしこの何気ない選択で後々に大ダメージを受ける事になるとも知らずに、ジュリエットの事を詳しく聞こうと令嬢達に声を掛けた。
「お嬢様方、続きを聞かせて貰ってもいいかな?」
「ベルジェ殿下!?」
声を掛けると令嬢達は顔を合わせて、とても驚いているようだった。
「嘘……!ベルジェ殿下からお声がけ頂けるなんて」
「先程の話の続きを聞きたいんだが……くれぐれも内密に頼む。相手に迷惑を掛けたくはないんだ」
令嬢達は「まぁ」と口元を押さえていたが、そんな事よりもジュリエットの事が気になって仕方なかった。
しかし何故だか分からないが、どうしてもルビーの話に逸れてしまう。
合間にジュリエットの話を挟みつつ、上手く誘導しながら話を聞こうとするものの……。
何故ルビーではなく直接ジュリエットにコンタクトを取ろうとしなかったのか……この時は全く疑問に思わなかった。
恐らくジュリエットと話す事に緊張して、上手く振る舞えない事が分かっていたからかもしれない。
カイネラ子爵に手紙を出そうと決めた事で、なんとか気分が持ち直した。
しかしこの何気ない選択で後々に大ダメージを受ける事になるとも知らずに、ジュリエットの事を詳しく聞こうと令嬢達に声を掛けた。
「お嬢様方、続きを聞かせて貰ってもいいかな?」
「ベルジェ殿下!?」
声を掛けると令嬢達は顔を合わせて、とても驚いているようだった。
「嘘……!ベルジェ殿下からお声がけ頂けるなんて」
「先程の話の続きを聞きたいんだが……くれぐれも内密に頼む。相手に迷惑を掛けたくはないんだ」
令嬢達は「まぁ」と口元を押さえていたが、そんな事よりもジュリエットの事が気になって仕方なかった。
しかし何故だか分からないが、どうしてもルビーの話に逸れてしまう。
合間にジュリエットの話を挟みつつ、上手く誘導しながら話を聞こうとするものの……。