婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
「そうそう。ずっと婚約者を探していて手当たり次第って感じだったから、殿下も、もしルビー様に……」
「そうではなく……!」
「あれだけ美しいんですもの。いつも殿方に囲まれておりますものね。羨ましいという気持ちも分かりますけど、あんな風に言う事ないのに」
「でもベルジェ殿下とルビー様、お似合いになるでしょうね!」
「ーーージュリエット嬢の事を詳しく知りたいんだッ!」
ジュリエットの事が気になりすぎて勢いよく問いかけてしまう。
もしかしたらまだチャンスがあるかもしれない、そう思うと居ても立っても居られなくなった。
「ベ、ベルジェ殿下……?」
「あっ……!その、特に深い意味はないのだが」
あまりにも必死になっている自分が急に恥ずかしくなり赤くなった頬を隠すように顔を背けた。
そんな様子を見て目の前にいる令嬢達も照れているようだった。
「まぁ……そんなにルビー様のことを!」
「……?」
「なんでもありませんわ!」
「殿下が照れていらっしゃるわ!可愛らしいわね」
「そうよね。ルビー様を目の敵にしているジュリエット様と、ルビー様の近くにいる殿方はやっぱり気になるのよ」
「ふふっ、そうね」
「???」
何やらコソコソと話している令嬢達を見て首を傾げた。
なかなかジュリエットの事を聞き出せずに歯痒い思いをしていた。
それでもこれ以上、不振に思われてはいけないと言葉を飲み込んだ。
「そうではなく……!」
「あれだけ美しいんですもの。いつも殿方に囲まれておりますものね。羨ましいという気持ちも分かりますけど、あんな風に言う事ないのに」
「でもベルジェ殿下とルビー様、お似合いになるでしょうね!」
「ーーージュリエット嬢の事を詳しく知りたいんだッ!」
ジュリエットの事が気になりすぎて勢いよく問いかけてしまう。
もしかしたらまだチャンスがあるかもしれない、そう思うと居ても立っても居られなくなった。
「ベ、ベルジェ殿下……?」
「あっ……!その、特に深い意味はないのだが」
あまりにも必死になっている自分が急に恥ずかしくなり赤くなった頬を隠すように顔を背けた。
そんな様子を見て目の前にいる令嬢達も照れているようだった。
「まぁ……そんなにルビー様のことを!」
「……?」
「なんでもありませんわ!」
「殿下が照れていらっしゃるわ!可愛らしいわね」
「そうよね。ルビー様を目の敵にしているジュリエット様と、ルビー様の近くにいる殿方はやっぱり気になるのよ」
「ふふっ、そうね」
「???」
何やらコソコソと話している令嬢達を見て首を傾げた。
なかなかジュリエットの事を聞き出せずに歯痒い思いをしていた。
それでもこれ以上、不振に思われてはいけないと言葉を飲み込んだ。