婚約破棄から始まる悪役令嬢の焦れったい恋愛事情
(推せる……!!!)
今ではモイセスにベルジェの話を聞くたびに推しスイッチが入り、勝手にベルジェのギャップに萌えていた。
今ではベルジェの話を聞いては「可愛いな」と思う日々が続いている。
モイセスが「このお茶はベルジェが好きそうだ」「甘いものが好き」と聞いた情報から、ミントティーとクッキーをプレゼントしてみたのだが喜んでくれたようだ。
嬉しそうに手を振るベルジェと、それを優しい目で見ているモイセスを見送った。
チラリと横を見ると、顔色が悪く今にも倒れてしまいそうなルビーの姿があった。
やはりベルジェにクッキーを渡したのは良くなかったかもしれないと思いつつ、言い訳をする為に口を開いた。
「お姉様、ごめんなさい。別にベルジェ殿下がどうとかはないんだけど……」
「ジュ……リエット、い、ぃ、いま……モイセス様とっ」
「モイセス様……?」
「だきあっ……キッ、きっス……!」
「き……?モイセス様の頭に葉っぱがついていたから取っただけだけど」
「…………!!」
「それがどうかしたの?」
ルビーの体からフッと力が抜けた後に「あ……そうなの」と小さな声が聞こえた。
ベルジェとルビーの角度から見るとモイセスと抱き合ってキスをしているように見えたのだが、本人達はそんな事を知る由もなかった。
今ではモイセスにベルジェの話を聞くたびに推しスイッチが入り、勝手にベルジェのギャップに萌えていた。
今ではベルジェの話を聞いては「可愛いな」と思う日々が続いている。
モイセスが「このお茶はベルジェが好きそうだ」「甘いものが好き」と聞いた情報から、ミントティーとクッキーをプレゼントしてみたのだが喜んでくれたようだ。
嬉しそうに手を振るベルジェと、それを優しい目で見ているモイセスを見送った。
チラリと横を見ると、顔色が悪く今にも倒れてしまいそうなルビーの姿があった。
やはりベルジェにクッキーを渡したのは良くなかったかもしれないと思いつつ、言い訳をする為に口を開いた。
「お姉様、ごめんなさい。別にベルジェ殿下がどうとかはないんだけど……」
「ジュ……リエット、い、ぃ、いま……モイセス様とっ」
「モイセス様……?」
「だきあっ……キッ、きっス……!」
「き……?モイセス様の頭に葉っぱがついていたから取っただけだけど」
「…………!!」
「それがどうかしたの?」
ルビーの体からフッと力が抜けた後に「あ……そうなの」と小さな声が聞こえた。
ベルジェとルビーの角度から見るとモイセスと抱き合ってキスをしているように見えたのだが、本人達はそんな事を知る由もなかった。