Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。
そうだよね。
私はどう見ても、学者には見えないよね。
あ!今の私は美人なんだから、女優って言えば良かったかな。
この世界にも女優っているのかな?



「あの、私、実はじょ…」

「さて、寝るとするか。
明日もまた朝から行くからな。」

「は、はい。」



嘘、吐きそびれちゃった。
ま、いっか。



ベッドに横になって考える。
まだ始まったばかりだけど、もたもたしてたら、薬屋で働くのが遅くなるし、そうなると、お金持ちと出会うのも遅くなる。
私は早く元の世界に帰りたいのに。



あ、元の世界に帰る時は、元の顔になるのかな?
この顔で帰ったら、みんなびっくりするだろうからね。
でも、整形したって言えば良いか?
せっかくこんなに綺麗になったんだもん。
どうせならこのままでいたいよね。
そしたら、元の世界でもモテモテじゃない?
玉の輿だって夢じゃない!



そんなことを考えながら、私はいつの間にか夢の世界へ旅立っていた。
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