悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「ダッ、ダリル殿下……!?」
「トリニティ様の好きな人って……やっぱり兄上だったんですね」
ダリルの鋭い視線を感じて、先程デュランの言っていた言葉の意味を理解する。
明らかに怒気を纏っているダリルが此方に一歩、また一歩と近付いてくる。
あまりの圧力にたじろいでいると、明らかにダリルの視線はデュランに向いている事に気付く。
その瞬間、ある思考が頭に過る。
(わたくしのせいで、二人の仲が悪くなってしまう……!?)
それだけはダメだとダリルとデュランの間に入るように立ち上がってから、パタパタと手を動かして必死に動かしていた。
「デ、デュラン殿下とは只のお友達ですわ……! ダリル殿下もわたくしとデュラン殿下がお友達になるところを見ていたでしょう? 今日も友人としてアドバイスを頂こうとして……っ」
「……!」
「では、トリニティ様の好きな人って誰ですか?」
「それは、その……っ」
「まさか、居ないとかいいませんよね……?」
笑みを浮かべているものの、明らかに笑ってはいないダリルの表情を見て、ヒクリと口端が動いた。
いつの間にか腰に手を回されて逃げられないように反対側の手を掴まれる。
まるで答えるまで逃がさない……と言われているようだと思った。
「トリニティ様の好きな人って……やっぱり兄上だったんですね」
ダリルの鋭い視線を感じて、先程デュランの言っていた言葉の意味を理解する。
明らかに怒気を纏っているダリルが此方に一歩、また一歩と近付いてくる。
あまりの圧力にたじろいでいると、明らかにダリルの視線はデュランに向いている事に気付く。
その瞬間、ある思考が頭に過る。
(わたくしのせいで、二人の仲が悪くなってしまう……!?)
それだけはダメだとダリルとデュランの間に入るように立ち上がってから、パタパタと手を動かして必死に動かしていた。
「デ、デュラン殿下とは只のお友達ですわ……! ダリル殿下もわたくしとデュラン殿下がお友達になるところを見ていたでしょう? 今日も友人としてアドバイスを頂こうとして……っ」
「……!」
「では、トリニティ様の好きな人って誰ですか?」
「それは、その……っ」
「まさか、居ないとかいいませんよね……?」
笑みを浮かべているものの、明らかに笑ってはいないダリルの表情を見て、ヒクリと口端が動いた。
いつの間にか腰に手を回されて逃げられないように反対側の手を掴まれる。
まるで答えるまで逃がさない……と言われているようだと思った。