悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「えっと…………い、るかも」
「それは、誰でしょうか?」
次々に繰り出されるダリルの連続パンチに成す術なし……手を握り覚悟を決める。
(……もうこうなったら!)
大きく息を吸った。
「ーーーごっ」
「ご……?」
「御免なさいっ、嘘ですッ!」
「……!」
潔くガバリと頭を下げる。
やはり嘘をつくのは心苦しいし、同意が得られていないのに無理矢理デュランを巻き込む形になってしまう。
二人の仲もこの事をキッカケに、また仲が悪くなってしまうかもしれない。
自分の事情に巻き込んで他人を不幸にしてしまうのは、トリニティのポリシーに反するのだ。
チラリと顔を上げるとプルプルと肩を震わせるダリルに心が痛む。
やはりダリルは気持ちを踏み躙られた、嘘をつかれたと怒っているに違いない。
もう一度謝ろうとしたときだったーーーー。
「あはな、良かったです」
「…………!?」
「まぁ、分かってましたけどね……」
先程とは一転して、ニコリと柔らかい笑みを浮かべている。
(演技……? 今のは演技なの!?)
腹黒い一面に口があんぐりである。
「それは、誰でしょうか?」
次々に繰り出されるダリルの連続パンチに成す術なし……手を握り覚悟を決める。
(……もうこうなったら!)
大きく息を吸った。
「ーーーごっ」
「ご……?」
「御免なさいっ、嘘ですッ!」
「……!」
潔くガバリと頭を下げる。
やはり嘘をつくのは心苦しいし、同意が得られていないのに無理矢理デュランを巻き込む形になってしまう。
二人の仲もこの事をキッカケに、また仲が悪くなってしまうかもしれない。
自分の事情に巻き込んで他人を不幸にしてしまうのは、トリニティのポリシーに反するのだ。
チラリと顔を上げるとプルプルと肩を震わせるダリルに心が痛む。
やはりダリルは気持ちを踏み躙られた、嘘をつかれたと怒っているに違いない。
もう一度謝ろうとしたときだったーーーー。
「あはな、良かったです」
「…………!?」
「まぁ、分かってましたけどね……」
先程とは一転して、ニコリと柔らかい笑みを浮かべている。
(演技……? 今のは演技なの!?)
腹黒い一面に口があんぐりである。