悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
確認しようにも、もうマーベルの足取りは掴めなかった。
そして、あのダリルをここまで変えた令嬢に興味が湧いた。
王妃教育とは知らずに、城に通っていると聞いた時には思わず吹き出してしまった。
どうやら自分を高めて良い結婚相手を見つけられるように頑張っているトリニティは、令嬢達が泣きながら嫌々やる王妃教育を積極的に楽しみながらやっているらしい。
トリニティの両親もダリルとの結婚に前向きなのだろう。
そんな様子を遠くから見ながら、嬉しいそうにダリルは「トリニティ様を幸せにする為に、僕も頑張らなくちゃ」と、言った。

しかし、このまま会わないでいるのは良くないと思った。
それだけ変わった令嬢ならば間違いなく……。
(このままだと、取り返しがつかなくなる)
そして、トリニティの反発と行き着く先が安易に想像出来た。

一度トリニティと直接話した方がいいと言うとダリルは素直に従った。
それにリュートにも、そう言われていたようだ。
そして誕生日パーティーにトリニティを招待する事になった。
< 131 / 250 >

この作品をシェア

pagetop