悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
トリニティは凄い勢いで不満を吐き出している。
少し収まるまで待つかと思ったものの、なかなか終わる事はにい。
そんな時、良いことを思い出す。
「聞いてますの!?」
「あぁ……なら俺の顔に免じて許せ」
トリニティが自分を初恋の人に似ていると言っていた事を思い出して、にっこりと笑みを作る。
流石にこれでは駄目かと思っていると、トリニティはまたもやデュランの予想外の反応を示した。
「くっ……! それは卑怯だわ」
「ブッ! はは……っ」
「…………でも、許してしまう」
「いや、許すなよ……」
今にも「馬鹿なのか?」と問いかけてきそうな眉を顰めるデュランを見ながらトリニティは彼の顔の良さに唇を噛んだ。
(クソ……! この顔面と性格、反則だわ……!)
トリニティが毎日の日課であるコンラッドを愛でていた時のことだった。
以前の推しで初恋のキャラクターに激似であるアール君こと第一王子であるデュランが訪ねて来たのだ。
デュランが手土産を持って現れたことでフローレス家の侍女達は、これ以上ない程にざわめいていた。
滅多に人前に現れることのない王家の宝。
天才デュラン……現れるのは必要最低限のパーティーかダリルの誕生日パーティーのみ。
少し収まるまで待つかと思ったものの、なかなか終わる事はにい。
そんな時、良いことを思い出す。
「聞いてますの!?」
「あぁ……なら俺の顔に免じて許せ」
トリニティが自分を初恋の人に似ていると言っていた事を思い出して、にっこりと笑みを作る。
流石にこれでは駄目かと思っていると、トリニティはまたもやデュランの予想外の反応を示した。
「くっ……! それは卑怯だわ」
「ブッ! はは……っ」
「…………でも、許してしまう」
「いや、許すなよ……」
今にも「馬鹿なのか?」と問いかけてきそうな眉を顰めるデュランを見ながらトリニティは彼の顔の良さに唇を噛んだ。
(クソ……! この顔面と性格、反則だわ……!)
トリニティが毎日の日課であるコンラッドを愛でていた時のことだった。
以前の推しで初恋のキャラクターに激似であるアール君こと第一王子であるデュランが訪ねて来たのだ。
デュランが手土産を持って現れたことでフローレス家の侍女達は、これ以上ない程にざわめいていた。
滅多に人前に現れることのない王家の宝。
天才デュラン……現れるのは必要最低限のパーティーかダリルの誕生日パーティーのみ。