悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「何ですって!?」
「貴族に生まれて、こうして王太子と結婚する事に抵抗する方も珍しいけどな。だからダリルも気になったんだろうが……前向きにダリルとの関係を考えた方が身の為だぞ?」
「はぁ……!? わたくしのせいだって言いたいの!?」
「あぁ……だが大人しくて気弱だったダリルがトリニティに出会ってからは前向きになったのは事実だ」
そんな気弱なはずのダリルは、以前のトリニティが婚約者だったときには幼い頃と性格は殆ど変わっていなかった。
(はっ、まさかッ……!)
以前トリニティはダリルを異常なほど愛して尽くしていた。
それでは彼の成長を促せなかったということなのだろうか。
今回はトリニティが高い壁を設定したせいで、ねちっこくて頭が回る性格に変化したとしたならば、この展開も有り得るのではないだろうか。
(悪役令嬢ってヒロインと対決するだけじゃなくて、王太子を育てる役目も担っていたのか……? 正式な婚約者ではないのにそんな設定あるわけないと思いたいけど……いや、気付かないだけで(仮)婚約者だったってことは、その可能性も無きにしも非ず……)
「貴族に生まれて、こうして王太子と結婚する事に抵抗する方も珍しいけどな。だからダリルも気になったんだろうが……前向きにダリルとの関係を考えた方が身の為だぞ?」
「はぁ……!? わたくしのせいだって言いたいの!?」
「あぁ……だが大人しくて気弱だったダリルがトリニティに出会ってからは前向きになったのは事実だ」
そんな気弱なはずのダリルは、以前のトリニティが婚約者だったときには幼い頃と性格は殆ど変わっていなかった。
(はっ、まさかッ……!)
以前トリニティはダリルを異常なほど愛して尽くしていた。
それでは彼の成長を促せなかったということなのだろうか。
今回はトリニティが高い壁を設定したせいで、ねちっこくて頭が回る性格に変化したとしたならば、この展開も有り得るのではないだろうか。
(悪役令嬢ってヒロインと対決するだけじゃなくて、王太子を育てる役目も担っていたのか……? 正式な婚約者ではないのにそんな設定あるわけないと思いたいけど……いや、気付かないだけで(仮)婚約者だったってことは、その可能性も無きにしも非ず……)