悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「どうしてリュートはダリル殿下の側に……?」
「三年ほど前でしょうか。ケリーナルディの気配を探して彷徨っていたら、ふとダリル殿下からケリーナルディの微かな気配を感じたんです」
「……ケリーの気配?」
時期からして恐らく、ダリルとの顔合わせの時のことだろうと直ぐに思い出す事が出来た。
「けれどダリル殿下の近くには強い悪魔が居た……私一人では到底太刀打ち出来ないと判断しました。ケリーナルディに何かあったのかもしれない。祈るような想いで彼を見張っていたら、いきなり悪魔が記憶を消して去って行ったのです」
「ーー悪魔ッ!?」
「その時、ダリル殿下は悪魔を跳ね除ける程にやる気と愛に溢れておりました。だからチャンスだと思いました! 私がダリル殿下のお側にお仕えしてケリーナルディを探していたんです。唯一見つけたケリーナルディの手掛かりですから」
「「…………」」
リュートの口から説明されるダリルの話に呆然としていた。
「……やはり『マーベル』は悪魔だったか」
「悪、魔………?」
「三年ほど前でしょうか。ケリーナルディの気配を探して彷徨っていたら、ふとダリル殿下からケリーナルディの微かな気配を感じたんです」
「……ケリーの気配?」
時期からして恐らく、ダリルとの顔合わせの時のことだろうと直ぐに思い出す事が出来た。
「けれどダリル殿下の近くには強い悪魔が居た……私一人では到底太刀打ち出来ないと判断しました。ケリーナルディに何かあったのかもしれない。祈るような想いで彼を見張っていたら、いきなり悪魔が記憶を消して去って行ったのです」
「ーー悪魔ッ!?」
「その時、ダリル殿下は悪魔を跳ね除ける程にやる気と愛に溢れておりました。だからチャンスだと思いました! 私がダリル殿下のお側にお仕えしてケリーナルディを探していたんです。唯一見つけたケリーナルディの手掛かりですから」
「「…………」」
リュートの口から説明されるダリルの話に呆然としていた。
「……やはり『マーベル』は悪魔だったか」
「悪、魔………?」