悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
『ーー邪魔をするな!』
「絶対に皆を守ってみせるッ!」
『ハハッ!お前如きが俺様に敵うとでも思うのか!?』
祈るような気持ちでマーベルとローラの戦いを見守っていた。
残念ながら自分にはローラのような特別な力を持っていない。
(何か、何か出来ることはないの!?)
そんな時だった。
「トリニティ様……!」
「…………!」
名前を呼ばれて振り返ると、そこにはダリルの姿があった。
どうやらローラが戻らなかったことや、焦った様子で教室に戻って来た令嬢達を問い詰めてここの場所を聞き出したようだ。
「兄上、これは一体……!」
「お前の元にいた悪魔がマロリーの側に居たらしい……。そして体を乗っ取り、トリニティに手を掛けようとした。それは俺を魔王の元に連れて行く為だそうだ」
「ーーー!!」
その言葉を聞いたダリルの額に青筋が浮かぶ。
そのまま内ポケットから十字架のようなモノを取り出す。
「それは……まさか! ダリル、お前は……」
「リュートに詳しく聞きました……僕に悪魔がついていたことも、その悪魔のせいで兄上を孤立させて追い込もうとしていたことも」
「……!」
「絶対に皆を守ってみせるッ!」
『ハハッ!お前如きが俺様に敵うとでも思うのか!?』
祈るような気持ちでマーベルとローラの戦いを見守っていた。
残念ながら自分にはローラのような特別な力を持っていない。
(何か、何か出来ることはないの!?)
そんな時だった。
「トリニティ様……!」
「…………!」
名前を呼ばれて振り返ると、そこにはダリルの姿があった。
どうやらローラが戻らなかったことや、焦った様子で教室に戻って来た令嬢達を問い詰めてここの場所を聞き出したようだ。
「兄上、これは一体……!」
「お前の元にいた悪魔がマロリーの側に居たらしい……。そして体を乗っ取り、トリニティに手を掛けようとした。それは俺を魔王の元に連れて行く為だそうだ」
「ーーー!!」
その言葉を聞いたダリルの額に青筋が浮かぶ。
そのまま内ポケットから十字架のようなモノを取り出す。
「それは……まさか! ダリル、お前は……」
「リュートに詳しく聞きました……僕に悪魔がついていたことも、その悪魔のせいで兄上を孤立させて追い込もうとしていたことも」
「……!」