悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜

部屋に戻ったトリニティはケリーに言われた通りに、ドレスを来てから全身鏡の前に立っていた。

「わぁー……綺麗!」
「素敵です! すごいですねぇ」

サイズは恐ろしい程にぴったりだった。
着てみるとケリーの言った通り、トリニティよく似合っている。
ラベンダー色の生地は触り心地が良く、スカートの部分はチュールになってボリュームがあり、胸元の部分はきめ細やかな花のレースが体にフィットする。
同じレースと白いリボンを使った髪飾りがトリニティの薄桃色の髪によく似合っていた。

「ダリル殿下は、お嬢様に似合うドレスがよくお分かりなんですねぇ」
「色んな御令嬢に送ってるんでしょう? 慣れているだけじゃない?」
「ケリーは、そんな事はないと思いますけど……」
「考えすぎよ、ケリー」
「そうですかねぇ?」
「きっと御令嬢達が好きそうなドレスや流行りを知っているだけよ」
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