悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
「あの……デュラン殿下」
「なんだ?」
デュランと目があった瞬間、狙いを定めて口を開いた。
「わたくしとぉ、お友達になってくださいませんかぁ……?」
「……」
「……」
流れる沈黙……目を丸くして此方を見ているエルナンデス兄弟。
思っていた反応とは少し違ったが、トリニティのあまりの可愛さに意識を持っていかれてしまったのかもしれない。
デュランとダリルは此方を見たまま凍りついたようにピクリとも動かない。
(ふっ……どうやら威力が強すぎたようね! ケリーに相談しなくちゃ)
「ぶはっ……! くくっ」
「!?」
吹き出したデュランは涙を滲ませながら笑い出した。
何がおかしいのかが分からずに、爆笑しているデュランを不思議に思っていた。
「ぶっ、はは……! いいぜ? 友人になろう」
「本当ですか!?」
やり方はどうであれ、結果的には願いは叶ったのだった。
こうして無事に推しである『アール君』をゲットした。
喜ぶ自分とは違い、ダリルは不機嫌そうに顔を歪めた後に後ろから肩を抱かれて吃驚していた。
「兄上、もういいですか? 行きましょう、トリニティ様」
「…………ははっ」
「へっ!?」
先程までは紳士的だったのに、珍しく強引なダリルに腕を引かれて歩き出す。
デュランは楽しそうにひらひらと手を振りながらも肩を震わせて笑っている。
「なんだ?」
デュランと目があった瞬間、狙いを定めて口を開いた。
「わたくしとぉ、お友達になってくださいませんかぁ……?」
「……」
「……」
流れる沈黙……目を丸くして此方を見ているエルナンデス兄弟。
思っていた反応とは少し違ったが、トリニティのあまりの可愛さに意識を持っていかれてしまったのかもしれない。
デュランとダリルは此方を見たまま凍りついたようにピクリとも動かない。
(ふっ……どうやら威力が強すぎたようね! ケリーに相談しなくちゃ)
「ぶはっ……! くくっ」
「!?」
吹き出したデュランは涙を滲ませながら笑い出した。
何がおかしいのかが分からずに、爆笑しているデュランを不思議に思っていた。
「ぶっ、はは……! いいぜ? 友人になろう」
「本当ですか!?」
やり方はどうであれ、結果的には願いは叶ったのだった。
こうして無事に推しである『アール君』をゲットした。
喜ぶ自分とは違い、ダリルは不機嫌そうに顔を歪めた後に後ろから肩を抱かれて吃驚していた。
「兄上、もういいですか? 行きましょう、トリニティ様」
「…………ははっ」
「へっ!?」
先程までは紳士的だったのに、珍しく強引なダリルに腕を引かれて歩き出す。
デュランは楽しそうにひらひらと手を振りながらも肩を震わせて笑っている。