悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
中ではダリルとトリニティ、そして限りなく影を薄くしたリュートがニコニコと笑顔を浮かべたまま座っている。
「トリニティ様、今日はありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございます」
「パーティーはどうでしたか?」
「え……?」
正直に言ってしまえば、アール君に会えた時以外、特に楽しさを感じることは無かったが、それをストレートに言えるはずもなく。
「初めてのパーティーだったので、少し緊張しました。この年になっても、あまりお呼ばれされなくて……ふふ、恥ずかしい限りです」
「……」
「それになかなか婚約者も出来なくて……頑張って自分磨きをしているのですが良い縁談もありませんし、お父様とお母様もわたくしが婚約者を作ることに消極的ですのよ? 以前は乗り気だったのに……。あっ……申し訳ございません。こんな話を」
「…………やはりそうか」
何かに納得しているダリルに首を傾げつつも、話を続けた。
「ダリル殿下も婚約者が決まらずに色んな御令嬢をパートナーにしていると聞きましたが如何ですか? 気になる方は出来ましたか? なかなか難しいですよねぇ……わたくしも頑張らないと」
近況を愚痴っていると、考え込んでいるダリルに気付く。
「トリニティ様、今日はありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございます」
「パーティーはどうでしたか?」
「え……?」
正直に言ってしまえば、アール君に会えた時以外、特に楽しさを感じることは無かったが、それをストレートに言えるはずもなく。
「初めてのパーティーだったので、少し緊張しました。この年になっても、あまりお呼ばれされなくて……ふふ、恥ずかしい限りです」
「……」
「それになかなか婚約者も出来なくて……頑張って自分磨きをしているのですが良い縁談もありませんし、お父様とお母様もわたくしが婚約者を作ることに消極的ですのよ? 以前は乗り気だったのに……。あっ……申し訳ございません。こんな話を」
「…………やはりそうか」
何かに納得しているダリルに首を傾げつつも、話を続けた。
「ダリル殿下も婚約者が決まらずに色んな御令嬢をパートナーにしていると聞きましたが如何ですか? 気になる方は出来ましたか? なかなか難しいですよねぇ……わたくしも頑張らないと」
近況を愚痴っていると、考え込んでいるダリルに気付く。