悪役令嬢、モブ目指します!〜最短ルートを突き進もうとした結果、溺愛が止まりません〜
その言葉に耳を疑った。
リュートに助けてもらおうと視線を送るが、助けるどころか嬉しそうに頷きながら此方を見ている。
狭い馬車の中で、熱意のこもった言葉が響く。
相手は子供だと言い聞かせてもドキドキと心臓は激しく音を立てていた。
ダリルの視線を振り払うように、そっと瞼を閉じて考えを巡らせていた。
(相手は子供なのッ! トリニティ……こんな時こそ冷静になるのよ!)
今は『トクン』も『ドキン』も要らないのだ。
ここで流されてしまえば今までの努力は水の泡である。
婚約者は出来なくても、最短ルートを諦めた訳では無い。
(ネバーギブアップ! ここは流されたら負けよ!)
自分の幸せは自分で掴まなければならない。
そして不安要素は……。
(ーーー今すぐ握り潰すッ!)
そして大きく息を吸い込んだ後、カッと目を見開いて言い放つ。
「嫌ですわ……!」
「…………そうですか」
リュートに助けてもらおうと視線を送るが、助けるどころか嬉しそうに頷きながら此方を見ている。
狭い馬車の中で、熱意のこもった言葉が響く。
相手は子供だと言い聞かせてもドキドキと心臓は激しく音を立てていた。
ダリルの視線を振り払うように、そっと瞼を閉じて考えを巡らせていた。
(相手は子供なのッ! トリニティ……こんな時こそ冷静になるのよ!)
今は『トクン』も『ドキン』も要らないのだ。
ここで流されてしまえば今までの努力は水の泡である。
婚約者は出来なくても、最短ルートを諦めた訳では無い。
(ネバーギブアップ! ここは流されたら負けよ!)
自分の幸せは自分で掴まなければならない。
そして不安要素は……。
(ーーー今すぐ握り潰すッ!)
そして大きく息を吸い込んだ後、カッと目を見開いて言い放つ。
「嫌ですわ……!」
「…………そうですか」