【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


 千歳の様子、見に行こうかな。

「千歳、入るね」

 寝室に入り、千歳の様子を伺ってみる。

「……まだ寝てるかな」
 
 千歳を起こさないように、ゆっくりと千歳に近付く。

「冷えピタ剥がれてるじゃん……」

 冷えピタをゴミ箱に捨てると、千歳のおでこに手を当ててみる。

「……良かった」

 熱下がってるみたい。 とりあえず安心した。
 顔色も昨日より良くなってるみたい。 今日あたり、元気になってくれそうかな?
 
「……ん」

 千歳の頭を撫でながら、千歳の寝顔を見つめると、千歳は寝返りを打った。

「……ほんと可愛い」

 千歳の寝顔、可愛いな……。これならずっと見てられる。

「ん……」

 起こしちゃ悪いかなと思いつつ、そこから離れることが出来ない。  

「千歳、元気になったら、また美味しいもの食べに行こうね」

 千歳が体調悪いと、本当に心配になる。

「桃子……?」

「あ、ごめん。起こしちゃった……?」

 千歳は私の気配に気付いて目を覚ましたのか、私を見ていた。

「いや」

 千歳はゆっくりとベッドから身体を起こす。

「体調、どう?」

 そう聞くと千歳は「ん……だいぶ楽になった気がするよ」と答える。
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