【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


 そのセリフ、可愛いかな……!?

「いや、可愛いよ。お前にそういう予想もしないことを言われると、めっちゃドキッとするし」

 そんなことを言われた私は、思わず俯いて「そ、そうなんだ」と答えてしまった。

「お前ってほんと、飽きないわ。毎日見てても新しい発見があるし、可愛いとこいっぱいあるな」

「そ、そんなことないから」

 どうしてそういうこと言うの! 恥ずかしいな、もう!
 ……でもちょっと嬉しい。

「俺、桃子のためにマジで真剣に誕生日プレゼント選ぶから、楽しみにして待ってろよ」

「うん、楽しみにしてるね」

 千歳がどんな誕生日プレゼントをくれるのか、楽しみになった。 
 千歳がくれるものはきっとセンスがいいと思うから、当日までワクワクを大事に取っておこう。

「泣いて喜ぶもの用意するか」

「え? 泣かせるつもりなの?」
  
 私は簡単には泣かないけど、千歳なら泣いてしまうかもしれない。

「さあ、どうかな?」

「言っとくけど、私は絶対に泣かないからね」

 ついいつもの癖で強気な発言をする私に、千歳は「さあ、それはどうだか?」と怪しく微笑む。

「……え、なによ」
 
「お前はベッドの中でいつも鳴いてるだろ」
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