【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜
「付けてみても、いい?」
そんな私に、千歳は嬉しそうに微笑み「貸してみ。俺が付けてやるから」とそのネックレスを手に取る。
「いいの?」
「付けてやりたいんだよ、俺が」
千歳の温かくて優しい手が、私の首元に回る。ひんやりとした冷たいネックレスが、私の首でキラキラと美しく輝く。
「ん、やっぱ似合ってる」
「ほんと?」
そう聞くと、千歳は「ああ、すごい似合ってる」と嬉しそうに微笑む。
「……嬉しい。ありがとう」
こんなに素敵なプレゼントをもらえるなんて、私は幸せだ。こんなに美しいキレイなネックレスをもらえる日が来るなんて、想像もしてなかったよ。
こんなに素敵なプレゼント……最高に嬉しい。
「やっぱこれにして正解だったな」
シャンパンゴールドのネックレスが放つきらびやかな世界が、私を変えてくれる気がした。
「千歳、プレゼントのセンスいいね」
「だろ? すごい悩んだけど、これにして良かったわ」
プレゼントのセンスありすぎだ、千歳は。 こんなに素敵なものをもらってしまったら、私はますます千歳に惚れてしまうだろう。
今だって充分愛してるのに、もっと愛してしまいそうだ。
「桃子のために、一生懸命選んだ」