【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜
「俺も実は、その言葉が聞きたかった」
私の頬に優しく手を添えると、そのまま優しく口づけをする千歳。
「……千歳、大好きだよ」
「俺は愛してる。 ずっとずっと、愛してるから」
「……ん、んん……っ」
千歳から「愛してる」と言われると、なぜか胸がキュンとする。 ドキドキして、胸が高鳴る。
愛おしいという想いが溢れて、幸せな気持ちにになる。
「桃子、今日は一日、桃子のために時間を使う。やりたいことがあったら、なんでも言え」
「でも、いいの?」
「今日は誕生日だから、特別だ。今日だけ、俺が桃子の願いを叶えてやる」
ちょっと上から目線な発言にも聞こえるが、今日が誕生日の私のために時間を作ってくれた千歳には感謝しかない。
「どこか行きたい所はあるか?」
「……じゃあ、ケーキが食べたい」
誕生日ケーキを千歳と一緒に食べたい。とびっきり美味しいケーキを。
「ケーキか。じゃあ、ケーキ買いにいくか」
「うん、ワンホールね」
「ワンホール? そんなに食う気かよ」
と言いつつ、千歳は「じゃあ好きなケーキ、ワンホール買ってやる」と言って頭を撫でてくれる。
「まあ今日だけ、特別だからな。仕方ないか」