【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


 帰宅した後は、家でのんびりと映画を観た。このまったりした時間もまた、好きだと思える。

「千歳、子供って可愛いよね」

「なんだ?急に」

「ん?なんか、可愛いなって思って」

 近所に住んでるお子さんがほんとに可愛くて、見てるだけで癒やされるんだ。
 お母さんの後を付いて歩くお子さんの姿がとても印象的で、私も子供がいつか欲しいなって思えた。
 
 千歳との子供って、絶対可愛いと思う。 千歳はきっと、いい父親になると思う。
 子供思いの、いい父親になりそうだ。

「まあ確かに、子供って可愛いよな」

「千歳もそう思う?」
  
 そう聞き返すと、千歳は「まあな。子供は可愛いだろ? 見てるだけでなんか元気もらえるよな」と笑っていた。
 
「……私も、いつか欲しい」

「ん?」

「千歳の赤ちゃんが……欲しいなって思う」

 そう言った私に、千歳は手を握りながら「いつか出来るといいな、子供」と言ってくれた。

「……うん」

 千歳も子供が欲しいと望んでくれるなら、それが一番嬉しい。 同じ気持ちなら、尚更嬉しい。

「子供は桃子に似て、ツンデレかもな」

「そんなことないと思うけど」

「そうか?」 

「そうよ。きっと素直な子よ」
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