【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜
私は千歳にそっと抱きつくと「いつも、ありがとう。……愛してるよ」と囁いた。
「俺は世界一で一番、二人のことを愛してる」
千歳も遥陽も、私の大切な家族だ。愛おしくなるほど、愛している二人なんだ。
これから先、私たちはもっともっと幸せな家族になるはずだ。
たくさん旅行して、たくさんお出かけして、思い出たくさん作って。そんな日々を毎日積み重ねていくことが、今の私たちにとっては楽しみなことだ。
遥陽がもっと大きくなって、もっとたくさん話せるようになったら、たくさん色んなことを教えてあげたいな。
愛をたくさん注いで、愛をたくさんもらって、そうやって私たち家族は成長していくのだろう。
子育てはこれからもっと大変になるけど、私たちは家族としてのスタートラインを、まだ切ったばかりだ。
「桃子、これからも俺のこと、よろしく頼んだ」
「はい。頼まれました」
「これからもツンデレな桃子でよろしく」
私は千歳のその言葉に思わず「はっ?」となったが、千歳は「ツンデレな桃子が好きなんでね、俺は」とドヤ顔を見せる。
「ウザいんですけど!ツンデレじゃないし!」
そうやって否定しても尚、ツンデレだと言われ続けるのが私なんだけど。