【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


 そんな千歳に、私は「納得しないでくれる?」と言葉を返す。

「確かにミニスカートって歳じゃないな」

「まあね。大人はロング丈なのよ」

 店頭のスカートを手に取りながら、私はスカートを選んでいく。

「これかこれかな……」
 
 気になるスカートを手に取りながら、鏡に合わせてみる。

「ね、ねぇ、千歳」

「あん?」

「あのさ、どっちが……いいと思う?」

 選びきれなくなり、千歳に意見を求めることにした。

「そうだな……」

 千歳は私とスカートを交互に見ながら、悩んでくれているようだ。

「俺なら、こっちかな」

 そしていいと思う方を、指差してくる。

「どうして?」

「お前って結構、清楚な色似合うと思うし」

「……そうかな?」

 改めて言われると、結構嬉しいような気がする。 でも、ちょっと恥ずかしい……。

「まあ、俺はそれ着てデートに来てくれたら、嬉しいけどね」

「そっか。……ありがとう」
 
 千歳ってなんか……結構優しいんだ。ちゃんと素直に気持ち、言ってくれるし。

「じゃあ、せっかくだしこっちにしようかな?」

「いいのか?本当に」

「……いいよ。だって、千歳が選んでくれたから」
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