【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


 かと思えば、そのまま千歳の身体が密着してきて、身動きが取れなくなる。

「やっ、ちょっ、千歳……!」
 
 ち、近い!身体くっついてるから!

「や……もうっ、千歳ってば」

 密着した身体はすぐに火照り出し、顔まで赤くなっていく。

「なんだその体勢、エロいな」
 
「え、エロッ……!?」

 こ、これは千歳のせいじゃない……!

「やだもう、離して……。もう上がるんだから」
 
「まだだな。今からがお楽しみタイムだろ?」

 お、お楽しみタイム……!? なによそれ!

「ねぇ……のぼせちゃうってば!」

「大丈夫だって」

「大丈夫じゃな……やんっ!」

 左の耳を千歳に甘噛みされてしまい、たまらず声が漏れる。

「ほんと可愛いな、お前。そういうの、ほんとたまんねぇ」

「な、なに言って……っ」

 千歳は私の首筋に唇を這わせると、肩や背中を厭らしく触ってくる。

「ち、とせ……っ、ダメだって」

 吐息混じりにそう告げるが、千歳は「身体はダメだって、言ってないみたいだけど?」と意地悪なことを言ってくる。

「ちょっと、待ってっ……」

「お前……そんな厭らしい顔して、俺を煽ってるのか?」

「違っ……っ」
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