【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜
「莉香は甘えないの?」
「甘える時も……あるかな」
莉香も甘える時もあるんだ……。可愛い、莉香。
「可愛い、莉香」
「うるさいよ、桃子」
「どんな風に甘えるの?」
めっちゃ知りたい。莉香も結構ツンツンしてるから、すごく気になる。
「桃子には教えなーい」
「え、なんでよ〜」
でもそういうのもまた、私たちらしい。
「付き合ってどれくらいだっけ?」
「まだ三ヶ月くらいかな?」
「え、そんなもん?」
もっと長いかと思ってたよ。まだ三ヶ月くらいだったんだ。
「そんなもんよ、まだ」
「もっと長いかと思ってた」
「まだ全然だよ」
そんな話をしているうち、朝のミーティングが始まる時間になっていた。
「莉香、今日外回りだっけ?」
「そう、夕方まで外回りなの」
「大変だね、頑張って」
「ん、頑張る〜」
ミーティングを終えて外回りへ出かける莉香を見送った後、私は会議に参加するため会議室へと急ぐ。
「お疲れ様です」
「お疲れ様です」
私が働く会社は、主にインテリアを主に扱う会社で、店舗に納品するインテリアのほとんどをうちが扱っている。
今回は新しいインテリアのプレゼンだ。