【完結】片想い結婚〜同期からのプロポーズは突然の一夜で〜


「今回、プレゼンを担当する天音です。よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

 プレゼンを始める前に、資料を皆さんに配っていく。

「まずは資料の二ページをご覧ください。 今回私たちが提案するインテリアのコンセプトはーーー」

 


✱ ✱ ✱


「今回の説明は以上になります。 ありがとうございました」

「お疲れ様でした」

 会議を終えた私は、そのまま会議室を出る。

「天音」

「あ、北山くん」

「お疲れ様」

 私は北山くんに向かって「お疲れ様」と返事をする。

「もしかして会議だったのか?」

「うん、今終わった所」

「そっか。 どうだった?プレゼンは」

 そう聞かれ、私は「うん、まあまあかな」と答える。

「そうか。 まあ天音は優秀だから、きっと上手くいくだろ?」

「どうだろう? まあ、上手くいくといいけど」

「頑張れよ」

 去っていく北山くんに「ありがとう」とお礼を伝え、再び歩き出す。

「戻りました」

「おかえり。プレゼン上手くいった?」

 上司から問いかけられ「まあまあですかね」と答え、デスクの前に座る。

「天音さん、新しいフロアマットのデザイン、どうしたらいいでしょう?」
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