友達婚~5年もあいつに片想い~
私も大樹をぎゅっと抱きしめた。

あの日、片想いしてから5年。

ようやく実った恋。

「ねえ、大樹。私、大樹の事好きよ。」

「俺もだよ。」

大樹は私の頭にチューとキスしてくれた。


「そうだ。」

大樹は何かを思い出すと、私から体を離した。

「俺、今まで梨衣にすごく甘えてた。実はなんとなく、梨衣が俺を事を好きだって、思ってたんだよね。」

「ウソッ!」

「だからプロポーズした時は、断らないだろうって、雑な物になってしまったけれど……」

大樹は急に、私の前に片足をついた。

「梨衣。」

その時その時渡されたのは、結婚指輪だった。

「えっ……」

「特注の作ったから、時間かかっちゃって。ごめん。」

ううんと私は、頭を振った。

「梨衣、改めて言うよ。俺と結婚してください。」

私は、涙を流しながら、大樹に飛びついた。

「大樹、大好き!」

「おっと、飛び過ぎだって、梨衣。」

私達はその日、久しぶりに大笑いをした。


― END -
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