双子ママですが、別れたはずの御曹司に深愛で娶られました
「どうして? いいに決まってるだろ。僕が提案したんだし」
すでに恋人同士だから、おかしなことではないのだろう。でも、緊張するものはする。まして事前に誘われたわけではなく、急な展開だから余計に。
「じゃあ......お邪魔させてください」
「うん。ぜひ。食材の買い物して帰ろうか」
そうしてふたりで献立を考えながら買い物を済ませ、車で雄吾さんの自宅へと移動したのは午後六時過ぎ。私は駐車場に向かう際に、すでに驚かされていた。
閉鎖されていたゲートがセンサーで反応したのか、自動で左右に開く。車を止めてエントランスを通ったあとも、まるでどこかの高級ホテルのようなおしゃれな造りに感嘆の息がこぼれ落ちた。
柱や照明をくっきりと映し出す磨かれた大理石のフロア。悠々としたロビーにはコンシェルジュが待機し、ラウンジがあって、こういう住まいでの生活スタイルが想像できなかった。
圧倒されっぱなしの私とは違い、雄吾さんはにこやかにコンシェルジュに挨拶を交わしてエレベーターホールへと歩みを進めた。エレベーターに乗り込み、上昇している時に思わずつぶやく。
「今のところ、生活感がまったくない......別世界に来たみたい」
「共用スペースは管理が行き届いているからね。家の中はそこまででもないと思うよ」
そうやって笑う雄吾さんは、エレベーターを降りて玄関の前に立つとそのままドアノブに手を置いた。すると、キーどころかボタンも押したりせずにドアを開ける。
「わ。え? 鍵って......」
まさか閉め忘れた?なんて一瞬過ったものの、雄吾さんはそういうミスをしなそう。
「ああ。スマートフォンやスマートウォッチで施錠や解錠ができるんだ。僕はスマートウォッチ」
説明しながら左腕の腕時計を見せてくれた。
「便利だなあ」
「本当だね。中にどうぞ」
広々した玄関で、中に入らずとも部屋の大きさを窺えた。だってシューズクロークを合わせたら、私のワンルーム近くある広さだと思う。
「お邪魔します」
靴を揃えて足を踏み入れ、雄吾さんの誘導でリビングルームへ向かう。一歩入るなり、窓からの開けた景観に自然と声が出て顔が綻んだ。
もう日が傾き薄暗く、雨もあって霞んで見える。でもそんな中に街の灯りがぼわっと映る景色が幻想的。
窓に映るインテリアが目に入り、私は身体を反転させた。
すでに恋人同士だから、おかしなことではないのだろう。でも、緊張するものはする。まして事前に誘われたわけではなく、急な展開だから余計に。
「じゃあ......お邪魔させてください」
「うん。ぜひ。食材の買い物して帰ろうか」
そうしてふたりで献立を考えながら買い物を済ませ、車で雄吾さんの自宅へと移動したのは午後六時過ぎ。私は駐車場に向かう際に、すでに驚かされていた。
閉鎖されていたゲートがセンサーで反応したのか、自動で左右に開く。車を止めてエントランスを通ったあとも、まるでどこかの高級ホテルのようなおしゃれな造りに感嘆の息がこぼれ落ちた。
柱や照明をくっきりと映し出す磨かれた大理石のフロア。悠々としたロビーにはコンシェルジュが待機し、ラウンジがあって、こういう住まいでの生活スタイルが想像できなかった。
圧倒されっぱなしの私とは違い、雄吾さんはにこやかにコンシェルジュに挨拶を交わしてエレベーターホールへと歩みを進めた。エレベーターに乗り込み、上昇している時に思わずつぶやく。
「今のところ、生活感がまったくない......別世界に来たみたい」
「共用スペースは管理が行き届いているからね。家の中はそこまででもないと思うよ」
そうやって笑う雄吾さんは、エレベーターを降りて玄関の前に立つとそのままドアノブに手を置いた。すると、キーどころかボタンも押したりせずにドアを開ける。
「わ。え? 鍵って......」
まさか閉め忘れた?なんて一瞬過ったものの、雄吾さんはそういうミスをしなそう。
「ああ。スマートフォンやスマートウォッチで施錠や解錠ができるんだ。僕はスマートウォッチ」
説明しながら左腕の腕時計を見せてくれた。
「便利だなあ」
「本当だね。中にどうぞ」
広々した玄関で、中に入らずとも部屋の大きさを窺えた。だってシューズクロークを合わせたら、私のワンルーム近くある広さだと思う。
「お邪魔します」
靴を揃えて足を踏み入れ、雄吾さんの誘導でリビングルームへ向かう。一歩入るなり、窓からの開けた景観に自然と声が出て顔が綻んだ。
もう日が傾き薄暗く、雨もあって霞んで見える。でもそんな中に街の灯りがぼわっと映る景色が幻想的。
窓に映るインテリアが目に入り、私は身体を反転させた。