大嫌いと言われた元カレに再会したら、息子ごと溺愛が待っていました
拓也の部屋につくと、どっと疲れが押し寄せてくる。眠ってしまった秀也を抱き上げている拓也はもっとだろう。
「ごめんね……重いでしょ?」
「赤ちゃんって小さいんだよな? 小さな子が九年でこんなに大きく成長するものなんだって感動してる。っても、赤ちゃんのころ見たことないけど」
「あとで写真見る? 小さいころの」
「いいのか?」
「もちろん」
自分のしたことに後悔はないけれど、九年の成長を見せてあげられなかったことについては罪悪感があった。
「どうする? このまま寝かせていいか?」
「パジャマにだけ着替えさせるから、どこかに寝かせてもらってもいい?」
拓也はわかったと頷いて、秀也を抱き上げたまま寝室のドアを開けた。明かりはつけずに、ドアを開けたままにすることで室内がぼんやりと目に入った。
秀也が背負っていたリュックからパジャマを取りだす。頭を抱えるようにして背中を浮かせTシャツを脱がせると、パジャマを頭からすっぽりと被せた。秀也は一瞬身動いだものの、またすーすーと夢の中に落ちていく。
一通りの作業を終えた私たちは寝室を後にして、ドアを閉める。
「さすがだな。慣れてる」
飲み物を用意すると言った彼を手伝うため、私もキッチンに立った。グラスに氷を入れて、ペットボトルのミネラルウォーターを注ぐ。
「仕事で遅くなることもあったから」
以前の職場では定時に帰ることを許されず、家に帰る時間が遅くなってしまっていたのだと告げると、拓也は眉を顰める。
「ごめんね……重いでしょ?」
「赤ちゃんって小さいんだよな? 小さな子が九年でこんなに大きく成長するものなんだって感動してる。っても、赤ちゃんのころ見たことないけど」
「あとで写真見る? 小さいころの」
「いいのか?」
「もちろん」
自分のしたことに後悔はないけれど、九年の成長を見せてあげられなかったことについては罪悪感があった。
「どうする? このまま寝かせていいか?」
「パジャマにだけ着替えさせるから、どこかに寝かせてもらってもいい?」
拓也はわかったと頷いて、秀也を抱き上げたまま寝室のドアを開けた。明かりはつけずに、ドアを開けたままにすることで室内がぼんやりと目に入った。
秀也が背負っていたリュックからパジャマを取りだす。頭を抱えるようにして背中を浮かせTシャツを脱がせると、パジャマを頭からすっぽりと被せた。秀也は一瞬身動いだものの、またすーすーと夢の中に落ちていく。
一通りの作業を終えた私たちは寝室を後にして、ドアを閉める。
「さすがだな。慣れてる」
飲み物を用意すると言った彼を手伝うため、私もキッチンに立った。グラスに氷を入れて、ペットボトルのミネラルウォーターを注ぐ。
「仕事で遅くなることもあったから」
以前の職場では定時に帰ることを許されず、家に帰る時間が遅くなってしまっていたのだと告げると、拓也は眉を顰める。