大嫌いと言われた元カレに再会したら、息子ごと溺愛が待っていました
たしかにお義母さんが言うように、これから先もいちゃついている時間はあまりないだろう。デートをしたくても、秀也を置いてはいけない。私はこれからも秀也を優先するだろうし、彼もそれをわかってくれるはずだ。

けれど、たまにはこうして恋人同士の時間がほしい。

覆い被さられ、顔が近づいてくる。目を伏せると柔らかな唇が重なり、ぬるついた舌が隙間から差し入れられた。

「ふ……っ、ぅ」

口腔内を余すところなく舐められ、性急な手つきでスカートが捲り上げられる。太ももを撫でる手つきが先を急いでいて、彼の余裕のなさを物語っているようだった。

「あぁ……俺、ほんと余裕ないな」

熱っぽい声が寝室に響く。あっという間に下着が取り払われて、指先で濡れた秘裂をなぞられた。すでに蕩けきったそこは摩擦なく彼の指を受け入れる。

指が抜き差しされて、二本、三本と増やされるうちに、頭の中が痺れて快感を追うことしか考えられなくなっていく。

「あ、あぁ……んっ」

身体が開かれ、昂りが押し当てられた。彼を受け入れるのはまだ慣れていないが、あの雪の日に肌を重ねたときよりもずっと深い幸福感に満たされる。

「悪い……我慢、できない……動くよ」

拓也の切羽詰まった声に煽られたかのように、私の口からもみだりがましい声が漏れる。気持ち良くて自然と腰が浮き上がってしまう。

止めようと思っても止められるものではなく、彼の腰の動きにあわせて途切れがちの声が響いた。
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