ポケットにあの日をしまって
花火を観ながら、露店で買ったリンゴ飴や団子を2人して食べた。
「花火みたいに星もきれいに見えたらいいよね。もし流れ星がきれいに見えたら、仁科くんは何をお願いする?」
「そうだな~……来年も、一緒に花火が観られますように、かな。 小鳥遊は?」
「花火みたいに星もきれいに見えたらいいよね。もし流れ星がきれいに見えたら、仁科くんは何をお願いする?」
「そうだな~……来年も、一緒に花火が観られますように、かな。 小鳥遊は?」
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遊園地
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*――*――*――*――*――*――*
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作品名【金木犀のアリア】
.:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜
カフェ「モルダウ」に現れる白い猫
猫は電車に乗り、様々な場所で目撃されている
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【金木犀のアリア】完結
.:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜
詩月、高校3年の秋。
チャイコフスキー作ヴァイオリン曲
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すっと、背筋を伸ばしヴァイオリンを弾き始めた詩月
カフェ・モルダウ
リリィの愛した曲が奏でられる
【金木犀のアリア】
.:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜
※感想ありがとうございます
*熊川なおたか 様
*囲 章文 様
*氷月あや 様
*叶 遥斗 様
*黒猫○ルビー 様
※レビューありがとうございます
*囲 章文 様
*叶 遥斗 様
*黒猫○ルビー 様
*bi‐ko☆/ 様
★イメージポエムありがとうございます
*囲 章文 さま
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「雨に似ている」→「金木犀のアリア」
→「風は囁くー君と輝きたいから」
→「金木犀のエチュード」
→「風の詩ー君に届け」
→「ROSE ウィーン×横浜」
に続く
✴✴ーー【雨に似ている】シリーズ続編ーー✴✴
ウィーン×横浜
詩月が留学して早1年半弱。
郁子は腱鞘炎を患っていた。
加えて、
目指していたコンクールは
新型ウィルス拡大により
開催1ヶ月前にして突然の延期。
「追いかけてこい」
詩月は自分自身が
郁子に言った言葉の重みを噛みしめていた。
✴✴✴順番に読まなくても、
どのタイトル編から読んでいただいても
内容はわかるようにしています
今シリーズは
高校2年生だった詩月も
大学生になり、
ウィーン留学して1年半
という設定から、話が始まります。
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…


