春の花咲く月夜には
「なんだそれ~」「飲みたいだけだろ」と、男性たちが突っ込んだ。
アンナさんはそれらの言葉を気にすることなく、「カンパーイ!」と言って私とまたグラスを合わせた。
「あ、こはるちゃんもうビールないね。マサさーん、ビールくださーい!」
「はいはい。ちょっと待っててね~」
そこから、色々なバンドの話をしたり、曲の制作話を教えてもらったり、私が知らない、楽屋での賀上くんのことを教えてもらったり・・・色々な話を聞かせてもらった。
マサさんが言っていた通り、みんな優しくて楽しくて、私はたくさん笑顔になった。
あのまま家に帰っていたら、私は・・・きっと一人で泣いていた。
先生の話に悲しくなったのはもちろんだけど、やっぱり、私は先生にとってとても都合がよかったのではないのかと・・・、言えばすぐ、どうにかできると思われているような・・・軽い存在のような感覚がして、それがなにより悲しかった。
(・・・でも、あの出来事があったから、マサさんが助けてくれて、アンナさんたちと出会えたんだ・・・)
そう考えると、少し気持ちが楽になるかな。
本当に、マサさんが誘ってくれて・・・、ここに来れてよかったな・・・。
「・・・あれ?こはるちゃん、目がトロンとしてきたね。眠い?」
「・・・そうですね・・・」
そういえば、今日は何杯飲んだっけ?
大して飲んでいない気がするけれど、金曜日だし残業後だし、先生とのこともあり・・・、心身ともにかなり疲れが溜まっていたから、いつもより酔いが回るのが早くなっているかもしれない。
明日は賀上くんと約束しているし、そろそろ帰ったほうがよさそうだ。
とはいえ、これから駅まで歩いて電車に乗って帰るから、少しだけ酔いを醒まして・・・、お水をもらって休憩してからお店を出よう・・・。
そんなことをぼんやりしながら思っていると、どんどん瞼が重たくなってきた。
ーーー思考が止まる。
そして私は、そのままスースーと眠ってしまったようだった。
アンナさんはそれらの言葉を気にすることなく、「カンパーイ!」と言って私とまたグラスを合わせた。
「あ、こはるちゃんもうビールないね。マサさーん、ビールくださーい!」
「はいはい。ちょっと待っててね~」
そこから、色々なバンドの話をしたり、曲の制作話を教えてもらったり、私が知らない、楽屋での賀上くんのことを教えてもらったり・・・色々な話を聞かせてもらった。
マサさんが言っていた通り、みんな優しくて楽しくて、私はたくさん笑顔になった。
あのまま家に帰っていたら、私は・・・きっと一人で泣いていた。
先生の話に悲しくなったのはもちろんだけど、やっぱり、私は先生にとってとても都合がよかったのではないのかと・・・、言えばすぐ、どうにかできると思われているような・・・軽い存在のような感覚がして、それがなにより悲しかった。
(・・・でも、あの出来事があったから、マサさんが助けてくれて、アンナさんたちと出会えたんだ・・・)
そう考えると、少し気持ちが楽になるかな。
本当に、マサさんが誘ってくれて・・・、ここに来れてよかったな・・・。
「・・・あれ?こはるちゃん、目がトロンとしてきたね。眠い?」
「・・・そうですね・・・」
そういえば、今日は何杯飲んだっけ?
大して飲んでいない気がするけれど、金曜日だし残業後だし、先生とのこともあり・・・、心身ともにかなり疲れが溜まっていたから、いつもより酔いが回るのが早くなっているかもしれない。
明日は賀上くんと約束しているし、そろそろ帰ったほうがよさそうだ。
とはいえ、これから駅まで歩いて電車に乗って帰るから、少しだけ酔いを醒まして・・・、お水をもらって休憩してからお店を出よう・・・。
そんなことをぼんやりしながら思っていると、どんどん瞼が重たくなってきた。
ーーー思考が止まる。
そして私は、そのままスースーと眠ってしまったようだった。